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8-7 エプソムカップ仮説の設定
英吾はダービーの素数公式を発見してから、「自分の方向性は数学的公式を見つけることだ」 と得意な分野から馬券の推理を考えるようになった。
今週(2016年6月12日)はエプソムカップがある。
第33回エプソムカップG3 である。早速着目したのは33回という回数である。ダービーは第83回で素数だった。エプソムカップは第33回、33はいくつの数字で割れるのだろうか?
早速調べると、3つの数字で割れることが解った。1、3、11である。この数字を駆使してエプソムカップを追跡推理してみることにした。
1は全部の数字で割れる数字である。3と11は素数である。最少公約数は3になる。
エプソムカップは最少公約数を3として計算すると11回目(30年間)になる。
それぞれの数字の特長を生かしていろいろな仮説をしてデータをつけてみる。
英吾は一つの数字を求めることはしなかった。それは競馬は性格的なものがあるからである。出遅れ、直線で前が塞がり出るに出られない、馬が外に膨れるというアクシデントが多々あるからである。
ではどう検討するか、それは連続した3つの枠を選ぶということである。3つの枠から人気上位を最優先して検討することが大事になる、と競馬戦略で考えるようになっていった。またその考え方が柔軟に答えが出たからである。
いくつもデータとにらめっこをしたが、この抽出方法が最も確率が高かった。
その抽出方法を取り上げてみる。最少公約数を3として計算すると2016年は11回目、前回2013年-1986年10回分(27年間) からのデータで検討してみた抽出である。
求める数字は回数を基にする。例えば2010 年27回エプソムカップの場合、競馬の枠数は8枠までであるから、27回を1-8枠までの数字に変換する。
計算式は 「27-8-8-8= 3」 求める数字は 3枠になった。
このように答えの数字は1-8枠までの数字にする。そして3つの候補枠というと、 3枠と3枠の両隣 2枠、4枠が連対候補枠になる。
もう一つの例は1995年12回エプソムカップの場合なら計算式は 「12-8=4」 求める数字は 4枠になった。同様に 3枠、4枠、5枠が連対候補枠になる。
英吾は過去10回までの回数ごとに求める候補枠、3つの枠を取り出してみた。
エプソムカップG3 27年間 | ||||
年数 | 抽出枠 | 抽出枠 人気順 |
結果枠連 | 抽出枠 着数 |
1986年 3回 | 3 | 423 | 4-8-6 | ① |
1989年 6回 | 6 | 576 | 5-2-1 | ① |
1992年 9回 | 1 | 821 | 8-7-5 | ① |
1995年12回 | 4 | 543 | 5-7-8 | ① |
1998年15回 | 7 | 867 | 1-8-6 | ② |
2001年18回 | 2 | 321 | 1-2-5 | ①② |
2004年21回 | 5 | 465 | 4-7-7 | ① |
2007年24回 | 8 | 781 | 1-8-7 | ①② |
2010年27回 | 3 | 423 | 1-4-2 | ② |
2013年30回 | 6 | 657 | 3-8-1 | ✖ |
2016年33回 | 1 | 812 | ? |
3回から27回までは順調に連対対象枠となった。人気順を調べても上位1、2位を軸候補と考えれば良かった。
残念ながら30回2013年は外れてしまったのである。まぁ100%は無理な話かもしれないが、前回が外れているのが大いに残念である。
しかし、もう一つの推論から抽出した枠候補は、2004年から2013年と 4回連続で的中している。
この2つのデータからエプソムカップを予想してみたいと英吾は考えていた。
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8-7 エプソムカップ仮説の設定
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